⏱️ ワンストップ開発
現代のハードウェア開発で必要となる
- 要件定義
- 回路設計や基板アートワーク
- ファームウェアやプログラマブルロジックの開発
- 筐体・ケース設計やメカトロニクス設計
- 基板試作(社内手付け、外注)、ハーネス試作
- 部品手配、量産発注
- 検査、プロビジョニング用治具作成
- バックエンドのサーバー開発
これら全てをワンストップで受託し、一人の担当者が一貫して行うことができます。各プロセス担当者/担当社間のコミュニケーションコストが一切発生しないため、“良い手戻り”による極めて効率的な設計の成果物を、短期間、低コストで開発し、実製品として納入することができます。
また、当社には営業職はおりません。開発にあたるエンジニアが直接お客様のヒアリングをさせていただきます。そのため、初回のお打ち合わせで実現可否のご回答やベストなシステム構成案、予算感などを回答することができます。
“良い手戻り”とは
開発における「手戻り」とは、作業の途中で問題が見つかったり、仕様が変更となる等で、作業のやり直しが発生することです。特に問題となるのは、既に下流工程の担当者に作業が引き継がれているにもかかわらず、上流工程での不備が発覚したり仕様変更が発生するケースで、引き起こされるドミノ的な手戻りはコスト増加、納期遅延、品質低下を招きます。
これを防ぐため、不備のない要件定義や基本設計を時間を掛けて徹底的に行い、関係者合意を徹底してから実作業に入ることがベストとされていますが、それでも以下のようなケースはしばしば発生します。
- ポートを変更した方が配線を減らせて基板外形が小さくできる・ノイズ耐性が向上する。
- 回路図を確定した後、より低コストで調達可能な部品が見つかった。
- FPGAの回路規模が当初見込みより増大し消費電力の見積を誤った。
- 試作したケースでテストしたらコネクタ位置が微妙との指摘を受けた。
- 板金加工の依頼先から、加工性向上のためのご提案をいただいた
これらに対応する場合は結局手戻りが発生するか、あるいは対応しない場合は非効率な設計が残ってしまうこととなります。そもそも、手戻りを防ぐための保守的な見積はコスト増にも繋がります。開発中の機動的な仕様変更や、下流工程担当者の上流方向へのフィードバックは”悪”という世界なので仕方ありません。
しかし、全工程を一人で行っていれば話は別です。ポートや部品の入れ替えは手元の回路図とPCBのフットプリントを修正するだけ。コネクタ位置の変更等も基板CADと3D CADでそれぞれ変更を行い、出力した3Dデータ同士を再度突き合わせれば終わりです。
このように、全工程を俯瞰で捉え、既に終えている上流工程の修正も厭わず、効率を突き詰めた設計を行うことが当社の考える”良い手戻り”です。